Premiereでよく使う機能は人それぞれですが、タイムライン関係はどんな人でも絶対によく使います。
タイムラインのショートカットを設定すればよりスピーディに作業が進められると思います。
カスタマイズ後のキーボードレイアウト
今回は最終的にキーカスタマイズでこんな感じにしています。何故こういう風にするか一つずつ解説していきます。

タイムラインの操作
動画編集時は動画全体を見渡したり、特定のシーンの数フレームを1コマずつ編集したりと、何度も拡大/縮小をすることになります。Premiereはデフォルトで[-]キーにズームアウトが設定されており、ズームインの設定がありません。
そこで隣にある[^]キーに「ズームイン」、[¥]キーに「シーケンスに合わせたズーム」のショートカットを割り当てることで、手軽に操作ができるようになります。

これらを横並びで配置することで、手軽にタイムラインの操作ができるようになります。

イン・アウト設定
イン・アウト設定は本来はソースの動画にたいして使う機能ですが、区切りのよいジャンプとしても使えます。
デフォルトだと[I][O]でそれぞれポイント設定ですが、ポイントを設定するより移動に使う方が多いのでイン・アウト設定をSHIFTにして、[I][O]でイン・アウトに移動するようにします。

使い方としては同じシーンを何度も調整を行ったりする場合には、その直前にインを設定しておき、そのシーンの終わりにアウトを設定しておけば、そのシーンの始めと終わりに簡単にタイムラインカーソルが移動できます。

またイン/アウトが設定されていない場合、編集している動画の最初か最後に移動するため、タイムラインが長くなったときに移動するのに便利です。
マーカーを活用
マーカーはイン/アウトよりさらに細かく動画にポイントが打てます。デフォルトでは[M]キーでタイムラインカーソルにマーカーが打たれます。
マーカーは主にシーンのつなぎ目に打っておくと、編集時の移動に便利になります。

デフォルトですとマーカーの移動キーは[CTRL]+[M]と[CTRL]+[SHIFT]+[M]で複数キーで押しにくいので、[M]キーの隣の[,][.]キーにマーカー移動を設定しておくと便利です。

マーカーは[CTRL]+[ALT]+[M]で選択しているマーカーを削除、[CTRL]+[SHIFT]+[ALT]+[M]で全マーカーを削除できます。
またマーカーをダブルクリックすると、いろいろ設定できますので、長い動画やグループで作成しているときなどに便利です。

コメント